とこばが胸で大渋滞

現実逃避と自己満足

潤滑油になることだって容易くはないけれど

チカラウタをみた感想です。今さら感は拭えませんが、やっと、私の住んでいる地域でも薮宏太さん出演回のチカラウタが放送されました。

 

 

 

不意にTwitterで流れてきた予告をみたときは、「これみたら泣いちゃうかもな~また薮担やめられなくなるな~」なーんて思ってました。

が、別に泣かなかったし、逆にモヤモヤしました。今もモヤモヤしてます。

 

 

 

もちろん、本人の口から過去のことや当時の思いを聞けたことは嬉しいです。でも、聞きたかったことではなかったというか、あの言葉たちが薮宏太の本心であってほしくないと思ってしまったわけです。

 

 

 

ぶっちゃけジャニーズ辞めようかな 

 

まず、予告で仰々しく扱われてたこの発言、なんだなんだと思ったらデビュー前のお話。これってデビュー前のジュニアなら誰しもが一度は思うことじゃない?小山さんも言ってたし。まあ勝手に、Hey!Say!JUMPとしてデビューしてから辞めようと思ったっていう話を想像してた私が悪いんだけど。正直ちょっと拍子抜けでした。(ごめんなさい)

 

 

そしてその後の話はHey!Say!JUMPのメンバーとの初対面のエピソードから。自分が最年長だったこと、リーダー的な役割をしなければならなかったこと、Hey!Say!JUMPはリーダーをつくっていないこと。デビューしてからは端のポジションだったこと。グループでの立ち位置に悩んだこと。

 

 

それらの話を経たうえで、グループの潤滑油的な役割になれたら、他のメンバーが売れることに嫉妬心はないなんて発言をされていました。

 

 

 

 

 

 

何をどう言おうと、私が薮さんの葛藤や苦悩を理解できるようにはなりませんし、薮さんの選択が間違ってたなんて思ってはいません。

 

デビュー当時、大人がたくさんいるところではいちばん先頭に立っていただろうし、誰よりも怒られていただろうと思います。それでも、カメラが回ればいちばん端、いちばん後ろ。本人も言っていたこの葛藤の中でさらに、色々なところから集められ、経験値もバラバラ、ほぼ初対面の人同士もいるなかでグループとしてデビューした年下のメンバーたちの潤滑油になるなんて選択は、簡単なことではなかったはずです。かっこいいです。

 

 

 

でも、もう潤滑油じゃないよね??それに徹しなければいけないような関係ではなくなってるもんね?だとしたら今の彼はどういった立ち位置なんだろう。

もし僕がJUMPの中からいなくなったって、気づかない人がいるかもしれない 

これに対してTwitterでは擁護の声が飛び交っていたけど、それはジャニヲタだから。ファンだから。対して興味もない人からしたら、9人グループのいちばん端っこなんて見ちゃいないし覚えられないですよ。この発言は過去を振り返って言ったものだと思うけど、いまでもそうじゃないかなあって担当ながらに思うんです。音楽番組に8人で出てきたって、ファン以外の人は何の違和感もなく見続けるんじゃないかなって。

 

 

だからこそ、他のメンバーに仕事が決まることに嫉妬はしない、グループにもってかえってきてくれたらいいなんて言っていることに軽くショックを受けました。

 

確かにいまはまだ、グループとしての知名度を上げるべきときなのかもしれないし、嫉妬したからって自分にも仕事が決まるわけでもありません。でも、もっと貪欲であってほしいなと思いました。チカラウタが才能人応援歌だというなら、この分野はグループの中で自分がいちばんといえるような何かを今すぐにでも見つけてほしいんです。

 

 

 

 

 

 

私は、薮さんのキャラってなんだろうって時々考えます。そうしたときに、どうして彼はHey!Say!JUMPのリーダーじゃないのかと考えます。雑誌やバラエティ番組などで彼につけられるキャッチコピーは"最年長"。リーダーとは似て非なるものです。

ゼロの状態からスタートしたグループでリーダー的役割を担い、喫煙騒動があったときも謝罪の言葉を口にし、いちばんに頭を下げたのは全部"最年長"だからなのかと考えるといまだに腑に落ちません。

 

いつぞやのテレビ番組で、リーダー会なるものを見たとき、小山さんが号泣しているのを見たとき、羨ましいと思いました。同じような経験をしているはずなのに、その肩書きがないためにこういった機会には恵まれないんだろうなと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

と、ここまでダラダラ書いて自分がいかに未練がましいヲタクであるかがわかり、嫌気がさしました(笑)でもやっぱり応援している以上は、たとえメンバーが相手であっても闘争心を燃やしていてほしいと思ったのです。

 

これからもっとじゃんぷが大きくなって、いつかもっと深い話を薮さんの口から聞けたらいいなあ。